fujifilm X100 XF23mm f2.0
日露戦争の英雄の一人、児玉源太郎大将を祭神とした児玉神社は江ノ島にひっそり立っています。
現在老朽化した神殿の解体修繕工事中で2022年に工事完了予定です。
しかし、明治末の水害で破壊されたので、杉山茂丸の江ノ島の別荘内に再建されました。
その後、杉山茂丸の借金の為、児玉神社は茂丸の手を離れましたが、もう一人の親友の後藤新平の働きもあり再再建されました。
児玉神社の発起人には桂太郎(総理大臣・陸軍大将)、後藤新平(内務大臣・東京市長)、寺内正毅(総理大臣・陸軍大将)、佐久間左馬太(台湾総督・陸軍大将)が名を連ねている。
杉山茂丸は作家夢野久作の父親で、本業は貿易商であったが、政財界に広い人脈を作り活動した。
ちなみに杉山茂丸の向島別邸は日活向島撮影所になり、茂丸が作った江ノ島児玉神社の神殿は周防児玉神社の神殿として移築された。